2019年8月8日に配信が決定してからおよそ8日間ではやくもシーズン2の政策が決定した「全裸監督」。間違いなく大ヒットしていると言えるでしょう。この作品を観るためににネットフリックスに加入した人もいるのではないでしょうか。
この作品を観る前は題名の「全裸監督」というとこから勝手に2時間ぐらいの映画だと勘違いしていた私。シーズン1-1、1-2のようにドラマ仕様になっているとは思いませんでした。
言うまでもなく素敵な作品でしたし、人の素直な気持ちを表した描写がなんとも「人臭い」感じがして好きでした。女としても、人間としても共感を呼ぶ部分もありました。
コンプライアンスが厳しい地上波ではできない作品ですね。ネットフリックスユーザーからも高く評価されています。よくやったぞ!ネットフリックス!みたいな賞賛の声が多数あります。
しかもこのスピードでシーズン2が決まったのですから、凄いですよね。
大ヒット確実と制作側もわかってたんでしょうね?
“あの日々に戻れる”
今週、都内某所。
「 #全裸監督 シーズン2制作決定」のニュースを聞いた、 #山田孝之 #玉山鉄二 #満島真之介 のリアクション、をどうぞ。 pic.twitter.com/572Z4zl1Sf
— Netflix Japan (@NetflixJP) August 15, 2019
世界配信されるんだったら英語のタイトルはどう出すんだと思ったらTHE NAKED DIRECTORでした。
ヌード ではないんですね~。注意です。
逆にストレートに訳すと「裸の監督」。なんか裸の王様感が凄い。
全裸監督シーズン2の配信開始はいつ?
この作品がドラマとわかって、また全話一気に観て、なにやら続きそうな気がすると思った方もいらっしゃるかなと思います。いろいろ細かいところに気づいちゃうわたしは、「シーズン1」というカテゴライズがある時点であれ、これ続くなと勘づきました。
さて本題のシーズン2の配信予定ですが、今のところ発表はされていません。
なのでシーズン1の製作期間などを調べて予想してみました。シーズン1の製作期間は2年半かかったそうです。
ネットフリックスのオリジナルドラマとしては長い方なんじゃないでしょうか?これだけ特別なデリケートなジャンルの作品を作るまでには役者さんをクランクインさせるまでに、スタッフのマインドなども準備が必要だったみたいです。後で制作部の方の製作の裏話についても触れますね。
制作期間2年半を今から計算すると2022年の春ごろということになりますね。視聴者はそこまで待てるでしょうか?
しかし先ほども書いたように制作側の受け入れのためのマインドはもう育っているし、撮影の要領もシーズン1で学んでよくなっているとしたら、今回は2年半も待たなくていいかもしれませんね。
早くて1年から1年半ほどではないでしょうか?
役者さんのスケジュールもあると思うのでなんともわかりませんが、とにかくシーズン2が待ち遠しいですね!
シーズン1制作ウラ事情
このドラマの制作者のうちの一人坂本和隆(Netflix コンテンツ・アクイジション部門 ディレクター)さんのインタビューから一部抜粋させてもらいます。
キャスティング
キャスティングが決まるまで
この題材ですから、制作はなかなかスムーズに運びません。
一番大変だったのはキャスティングです。いったい誰が村西とおるを演じるのか。僕は当初から、山田孝之さんしか考えていませんでした。
山田さんはすぐにポンッとネットフリックスのオフィスに来てくれて、まだ脚本もないなかで引き受けてくれました。これは本当に大きかったです。
山田さんは1言えば10わかるような方。村西さんと実際に会って人物像をインストールし、真似るのではなく、自分のフィルターを通してアウトプットする。現場ではカメラテストで演技を変えながら、本番にベストをぶつけてきます。吸収力も対応力もずば抜けて高く、尊敬しました。
山田孝之さんの演技のスキルって凄いんですね。仕事って10言わないとわからない人、言ってもやれない人って結構いますよね。
私の社会人経験から言って、1,2言って10わからない人は、人の気持ちがわからない人や次の行動への導線が自分の頭の中で引けない人。10言ってもやってくれない人は…極度にめんどくさがり屋の人かその仕事の重要性に気づいていない人かなと思っています。
それから、会社愛(同僚や上司への愛)があるから働ける人と会社愛がないと一生懸命できない人もいると思います。理想は尊敬できる上司がそばにいて、学べて上司もかわいがってくれる。そんな環境だったら会社員として最高だなと思います。
今まで同僚に恵まれたことはあっても上司に恵まれたことはありませんけどね。
そういう観点からみると山田孝之さんは感情で動く人なのではないでしょうか。気持ちが入らないと仕事ができない、いつも気持ちの入ったベストな仕事をしたい人だとお見受けします。
気持ちを入れてベストな演技をする人という印象になったのは「50回目のプロポーズ」という作品の制作裏話を聞いた時です。
長澤まさみさん演じるヒロインが過去の事故の後遺症により、1日しか記憶が続かない体になってしまっていて、山田孝之さんがそんな彼女と毎日デートできるように試みるという作品です。
この作品の撮影スケジュールの変更を監督に打診したそうです。当初のキスシーンの撮影スケジュールより、映画のストーリーに近い、一日1回長澤さんとキスシーンができるように相談しました。
もともと長澤まさみちゃんが大好きだった山田孝之さんはこのスケジュールにしてもらって更に撮影に対するモチベーションをあげていたんですね。ちなみに出演のオファーが来た時も相手を聞いて喜んでオッケーしたそうです!!なんか微笑ましいエピソードでもありますね。撮影地もハワイだったようですし、さぞ楽しんだのではないでしょうか。
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撮影後も山田孝之さんと長澤まさみさんは仲がいいみたいですね。後に二人でご飯に行ったところを週刊誌に撮られています。
しかし、取材者にも山田孝之の人柄の受けがいいのか、不倫報道ではなく「役者仲間として仲良く交流している」というとても好意的な報道のされかたでした。
山田孝之さんは既婚で、しかも前日には長澤まさみを含め関係者と大勢で食事をしており、その翌日に仕切り直しといわんばかりに2人で食事をしています。
前日の会もその翌日も長澤まさみの誕生祝いだったようです。なんとも週刊誌らしからぬ報道の仕方に筆者も驚きました。が、これからもっとこういった微笑ましい報道が増えればいいなと思いました。芸能人の交友関係気になりますもんね。
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チームでの作業
チームでつくりあげた脚本
脚本は、4人のチームで1年間をかけてつくりました。
日本のドラマの場合、一般的に、一人の作家のビジョンによってつくられます。一方アメリカでは、複数人のアイディアを活かしたほうが面白いという“信仰”がある。シリーズ化を視野に入れたとき、一人では限界もあります。今回はチーム制にチャレンジしました。
最初に、ネットフリックス作品の『ナルコス』に携わった脚本家をアメリカから呼び、ワークショップを開催。山田孝之さんも参加して、みんなで一緒に世界観を構築しました。
ネットフリックス作品はただの作品の寄せ集めではないことがわかりますね。他のネットフリックス作品のスタッフを招いて制作に関するマインドを共有しています。こういうことができるのも有料配信を世界的に行っている会社の強みですね。
『ナルコス』と同様、『全裸監督』で描くのは「アンチヒーロー」です。犯罪者の武勇伝を描くわけではありません。肯定することが難しいキャラクターにどう興味を持ってもらうか、具体的に議論しました。
また、それこそ『ブギーナイツ』のように、複数のキャラクターの視点で展開するストーリーにしています。山田さんに「主演だけど、村西があまり出てこない回もある。それくらいまわりのキャラクターを厚くしたい」と伝えたところ、「僕もそういうのをつくりたかったんですよ」と二つ返事でOKでした。
ワークショップでは視聴者の気持ちをどうつかむか、主役を受け入れさせないと観てくれないということなんですね。私が個人的に思うには山田孝之さんのキャラクターを好きな人はすぐこの作品を受け入れると思いました。でも題材が題材だけにこれを観たよ、観たいと思ったともいいにくい人たちもいるんでしょうね。私はこのブログ上では観たと言っていますけどね。
匿名ブログですが、親しい友人たちには運営を知らせていますので、そのうえで書いていますけどなにか?(笑)
働き方改革
進行面では、クオリティーを担保するための予算を用意し、約3ヵ月で撮影しました。日本の制作現場は、短期間の撮影日程を組み、長時間の労働を行うケースも多い。ネットフリックスでは、よい作品をつくるために、1日10時間以下の健康的なスケジュールを守るようにしています。
撮影期間が約三ヵ月!ドラマの現場は待ちが多いっていうのは10時間以上もだらだらとっているからなんでしょうね。健康的なスケジュールでの撮影って素敵ですね。
それで思い出しましたが…
働き方改革って生活を侵食していませんか?旦那が早く帰ってくる…とかじゃないですよ(笑)ま、それもある意味侵食ですが(笑)
私の場合はママなんでPTA活動に影響が及びました。先生の働く時間が短くなるのには賛成だけど、半強制的にPTA役員にされた私たちに不満が…
日頃から日本人は働きすぎだとは思っていました。フルタイムで働いていたら職種によってはほんとに寝るためだけに帰る日々。休みも取れない(社風)のがあたりまえ。
そこで国は働き方改革をしたのだと思います。それは便利な世の中、便利すぎる世の中の見直しでもあるんだなって思いましたね。コンビニは24時間があたりまえが多いですよね。
でもその中で働く人が休めない現状があるとしたら?アルバイトが入らない日にオーナーが身を削って出勤です。それが自分の身内だとしたら?24時間オープンしてないといけないお店という契約にとらわれちゃって人間らしく生きられないですよね。
なんだか、便利の裏側に過労が強いられていると思うと窮屈な世の中だなっていろんな意味で感じます。
便利すぎるのも善し悪しですね。
まとめ
全裸監督シーズン2の製作発表はいつになるんでしょうね。それぞれのキャラクターのその後も伏線になったまま終わっているので楽しみですね。
満島真之介が演じた複雑な役どころ、とても目立っていましたね。一瞬「闇金ウシジマくん」がフラッシュバックしました。ウシジマくんも山田孝之さんの作品ですね。
ネットフリックスで観られますよ。
今日は自分の意見多めのストレス発散ブログになってしまったかもしれません。最後まで読んでくれた方は、本当にありがとうございます。ではまた別の記事で☆
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