知的障害グレーゾーンと診断された我が子が、特別児童扶養手当をもらった経緯を記録しておきます。
クリニックや役所からは積極的に情報をくれない印象でしたので、本当は申請すればもらえるのにもらっていない人も多いのではと思います。
所得制限もありますが、うちのように全く引っかからない所得層の方に特に届いてほしいです。
結論 WISCで平均IQ76だった娘も中度の申請通りました。
3年生で不登校になり、4年生でメンタルクリニックを受診して、どんな特性があるか検査してもらいました。
テストの名前はウィスク。 検査当日の月齢(⚪︎歳⚪︎ヶ月)の知能検査の平均を100とした時に自分の子は何点取れたかと、どんな項目が得意で、苦手なのかがわかるテストです。
検査項目は4つほどでした。
言語理解から頭の中で整理する機能、記憶力、アウトプット作業
私の認識ではこれらを測るテスト内容です。(詳しくはクリニックでどうぞ)
クリニックの先生は75点以下でないと知的障害の手帳がもらえない=中度の手当がもらえないという認識でした。障害者のしおり(市がくれる障害者のための手当などの種類が載ってるが細かい基準は書いていないもの。)
しかし、テストを受けさせてから結果が出るまでに、調べまくって実際に未就学児の子の母親が、一度は手当の対象にならないと福祉センターで判断されたが、どうしても納得できないと掛け合ったところ、申請がチャレンジできることになったというブログを目にしました。そして申請が通ったそうです。
なので、判断基準が点数だけではないのがわかりました。
自分は区役所に行って、所得制限に引っかからないか念の為確認したと思います。(当時、ショックと必至で記憶があいまい💦)
その後、結果が出て、先生に特別児童扶養手当の診断書の相談をしたところ、問診を受けました。
洋服の着替えは一人でできるか
お風呂の介助は必要か
通級に通っているか(普通級で不登校)
他にも口頭でいくつか生活のことを答えて
微妙なラインですねと一旦は書けない方向に
しかし、通級ってなんですか?と聞いたところ、個別指導みたいなクラスだと聞き、後日学校に問い合わせると、娘の学校には通級の制度が導入されていないのがわかったのです。ないなら行きようがないですよね。
そして当時の担任に『仮に通級があった場合、うちの子はそこに行くぐらいのレベルですか?』と聞いたところ、『該当します。』との返答!
そこで私は次のクリニックの受診までに、この事実を綴った手紙を書き中度の手当の申請にチャレンジしたいという熱い思いをぶつけました。受付に預けて。
次の受診ではお渡しできませんと受付の方に言われました。それは承知でお願いしました。
丁度、年末で次の受診日12月26日まで4日前ぐらいだったと思います。役所の年内受付が28日までなのでその日までになんとか申請したいとはお願いしておきました。
なぜならもし申請が通った場合、申請した月の翌月分からの支給になるので急いでいました。年を越して申請したら2月分からになり1ヶ月分取りこぼしてしまうからです。
無理を承知で、お願いしましたが、熱意が伝わったのか、26日に受診した時に診断書も一緒に発行してくれ、渡してもらえました。
あとでホームページを見たら、通常は発行までに2週間ほどかかります的なことだったので、先生の配慮に感謝です。先生はあくまで判断は国なので保証はできませんよという感じでした。
しかし区役所に行くと、診断書を出した時点でもう受理されたかのような扱いを受けました。正式に受理されたらお知らせが届きますというようなことでしたので、診断書の内容を見てか指定クリニックだからか特に不安要素を感じませんでした。
そして後日通知が来て、1月から3月分を4月に振り込みますと書いてありました。
これまで、娘のこだわりでたくさん出費したり、仕事を制限されたり精神的苦痛があったので無事に手当が出たことは本当に嬉しかったですし、家計も圧迫されていた時期なので少し気持ちが楽になりました。
愛護手帳(療育手帳)の取得についても後日できましたので、クリニックの先生の言葉を鵜呑みにしなくてよかったなと思います。
この国の手当は申請しないともらえないし、親切にこんな制度があるよと調べたり、聴きに行ったりしないともらえないので、調べまくることをお勧めします。
そしてわからないことや、詳しく書いてないものは役所の人間に聞く。
特別児童扶養手当の申請が通ったらやるといいこと
ちなみに、特別児童扶養手当をもらっている児童の住む家は水道量が割引されるという情報も、後日しおりをじっくり見ていたら発覚したので、急いで申請しました。
そんなもん、申請した時におしえといてくれよと内心ご立腹でした。
他にはこうやって有利になるものないですよね?って念押しで聞いてみましたがなかったです。
名古屋市の上下水道が該当しているので、住んでいる自治体によってお得になる内容が異なる場合があります。
また、障害の内容や、重さによって該当するものしないものがあるので窓口で確認かしおりをじっくりチェックするのもお勧めです。
NHK受信料の割引とか聴く障害もあるみたいなので。
毎月の出費が減ると助かります。
特別児童扶養手当の概要は障害者のしおりをご覧ください。
うちの子達の不登校、発達障害の関連記事のリンクを貼っておきます。
不登校の小学生の母親になったのでブログでシェアします☆うちの解決法
普通級から支援学級へ移行の申請をしました。困った事などシェアします。